思えば遠くへ来たもんだ

故郷を離れて21年目♪。。。

私の故郷は奄美大島です。

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私が住んでいた当時は、12,3万人いた人口も、他の 地方と同様に少子高齢化が進み、今は7万人をきっているようです。

大阪からは、約1,000km離れていまして、1,000kmといえば……大阪~岩手・青森辺りまでの距離みたいです。

私が居た高校は、卒業するとほとんどの人が就職や進学で一旦島を離れます。
進学し卒業後すぐに帰る人、しばらく働いた後戻る人、出たきり戻らぬ者。
皆それぞれの街でそれぞれの道を歩んでいます。

私も戻らずにいる一人ですが、気がつけば、関東の茨城県に行っていた2年間を挟み、18年以上を大 阪で過ごしています。
さすがに18年も住んでいると、様々な経験をしましたし、いろんな人に出会いました。
気の合う友人達もいたりしています。

気候も言葉も文化も気質も、何もかもが違いまして、20年前に来た当初は、カルチャーショックを受け、戸惑う事も多々ありましたが、そんな経験が楽しかったりもしたのを思い出します。

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『年年歳歳花相似たり、 歳歳年年人同じからず』
「自然界の花は、時期がくれば毎年同じように美しく開くが、それにひきかえ、人はいなくなる人あり、現れる人ありで流転している」と、自然の悠久さと、それと比較した人間のはかなさを歌った詩である。
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このたび、18年過ごした大阪を離れることにしました。
故郷に戻るわけではなく、新たな土地に向かいます。
これを最後にその場所で骨を埋めるのか、やっぱり最後は故郷に戻るのか、先の事はわかりませんが、とにかく、新たな旅立ちです。

大阪では、本当にいろんな人に出会いました。
茨城でもいろんな人に出会いました。
迷惑もたくさんかけましたし、お世話になった方も大勢いらっしゃいます。

最後に紙面をお借りして、言わせてください。
出会うことの出来た多くの方々へ
『ありがとうございました。』